2018年入社の同期4人組が2年ぶりに集結!
(海外赴任中の今井さん・加藤さんは現地からオンライン参加)
仕事の近況やキャリアを重ねて見えてきたもの、今後の目標などについて、ざっくばらんに語り合いました。
- 立ち上げたばかりの新規案件なので、運用条件がまだ確立できておらず、今まさにお客様と協議を重ねているところです。このとても大事な時に、自分の提案を採用してもらったり、一定の裁量を任せてもらえる点にすごく大きなやりがいを感じています。ただ、日本にいた時は部品サプライヤーと向き合うことがほとんどだったため、お客様とのやり取りに慣れておらず、また新規案件の留意すべきポイントもわからず今は手探りの状態です。まず要件を整理し、自分なりのアイディアをもって上司に相談しながら、一つひとつ課題をクリアしているところです。
- 私も日本にいた時は、やり取りする社外の方は部品サプライヤーがほとんどでしたが、タイに来て業務範囲が広がり、今はお客様の技術部門からの問合せや、製造パートナー工場からの連絡など、関わる人数が増え、対象も広がりました。赴任前は先輩・上司に頼る場面も多くありましたが、いまはタイ人スタッフから頼られる立場にもなりました。仕事を進める上での立ち位置が変わり責任が大きくなったことにやりがいを感じると同時に、製造における専門知識について、スタッフと英語でコミュニケーションを取る難しさも感じています。
- 海外ではコミュニケーションの問題もありますよね。ほかに日本との違いを感じることはありますか?
- 当社はもともと風通しのいい会社だと思いますが、こちらは日本以上に社員同士の距離が近いと感じています。先輩や上司にもフランクに相談しやすい環境なので未経験の駐在生活の中で、とても心強く感じます。マネジメントと接する機会も多々あり、よく一緒に食事をしています。日々、多くのものを吸収している実感がありますね。
- タイは当社の関連工場がありますよね。日本にいるとモノづくりの現場を見る機会は多くはないので、とても興味があります。
- 以前は2週間に一度のペースで工場を訪問していたそうですが、新型コロナウィルス感染症の影響を受け、訪問回数は減っています。タイもまだ自由な往来はできない状況ですが、私も工場にはできるだけ足を運ぶようにしています。製造工程などオペレーションについては、やはり現場で学ぶと得るものは多いと実感しています。
- 昨日も工場を訪問したのですが、そのときに印象的な出来事がありました。私は文系学部出身でモノづくりに関する知識がほとんどないところから仕事を始めたので、当社が扱う部品や基板、図面の情報などをわからないなりに頭に情報を詰め込むようにしていました。ところが昨日、工場で図面を見ていて、どんな部品を使ってどんな製品ができるのか、頭の中で具体的にイメージできるようになっていることに気づきました。モノクロがカラーになった感じです。まだまだ覚えることはたくさんありますが、「きっと今後はお客様や製造パートナーともっと踏み込んだ話ができるようになる」と、自分の成長を実感してうれしかった。入社4年目を終えようとしていますが、皆さんも変化や成長を感じていますか?
- 私も以前より知識が増えて、仕事や製品に対する興味がさらに深まってきました。以前は、自分が担当している製品の製造方法などについて、恥ずかしながらいまひとつ理解の浅いところがありましたが、最近は少しずつですが、わかることも増えてきたと感じています。わかることが増えてくると、逆に不明点もはっきりしてきて、自然と周囲に積極的に質問できるようになり、教えてもらうこと自体を楽しめるようになってきました。
- 私はスミトロニクスという会社自体に、これまで以上に興味を感じるようになっています。最近では、トップマネジメントが出席する会議に参加する機会も増え、これから会社はどういう方向を目指そうとしているのか、そしてその中で自分に何ができるのかを考えるようになりました。
- さすが古谷さんはスケールが大きい!私はまだそこまでではありませんが、マネジメントスキルが身につきつつあると感じています。深センに来て業務範囲が広がり、その分、一人では対応しきれず、周囲の方や他部署を巻き込まないと仕事がスムーズに進まないようになってきました。これまでは上司や先輩の指示を仰ぐ立場でしたが、今は現地スタッフに指示を出して仕事を任せたりしています。とは言えまだまだ慣れないし、文化の違いもあるので、伝え方や聴き取り方を工夫するなど、自分なりのマネジメントスタイルを模索する毎日です。
- 奥さんは、入社を決めた理由の一つとして「海外勤務」が経験できることも挙げていたけれど、今はどう考えていますか?
- 確かに日本と海外では経験できることが違うと思うけれど、目下の目標は現在手掛けている試作案件を受注につなげて量産化を実現することです。そしてその経験で得た知見を他の案件に応用し、周囲に展開したいです。その頃には、自分が担当している製造パートナーや部品サプライヤーとのやり取りを後輩に任せて、プロジェクトマネジャーとしてお客様の対応を担いたい。当社は女性が長く活躍するための制度が充実しているので、ライフイベントを迎えても実現可能なことだと思っています。この先もずっと仕事を続けていきたいな。
- 家庭と仕事を両立しながら活躍されている先輩が、私の周囲にもたくさんいらっしゃいます。男性の育児休暇取得も進んでいるし、テレワークも導入されて、ワークライフバランスを図りやすいですよね。私もこの職場で長く働きたい。キャリアの面では、やはりトレイニー制度を利用して海外勤務を経験したい。海外拠点の営業取引や製造現場の状況を目の当たりにしながら、人事やリスクマネジメントなど管理業務のオペレーションについても知識をつけていきたいと考えています。将来的には会社の課題を見出し改善策を考えるような、経営視点を自分の中に確立することが目標です。加藤くんや今井くんの、今後の目標は何ですか?
- キャリアを重ねると、目標も手堅いものになってきますよね(笑)。私も奥さんと同様に、目の前の仕事を一つひとつカタチにしていって、経験と知識を積み重ねたい。トレイニー期間が終わったら日本に帰国することになると思いますが、タイで得た知見を帰任先でも活かして仕事をしたいし、今井くんのようにマネジメントスキルも磨いていきたいと考えています。
- 私はできればトレイニー期間満了後も深センに残りたい。今、担当している立ち上げたばかりの案件を軌道に乗せるまで自分の力でやり遂げたいんです。そしてそこから得た経験を活かして、その先は案件全体を管理するプロジェクトマネジャーを目指そうと考えています。
今日はみんなの話を聞けて、とても楽しかった。担当業務が違っても、物理的な距離があったとしても、同じ時間軸を共有してきた同期のみんなは貴重な存在だと実感します。仲間と経験を共有し、意見を交換することで多くの発見が得られるし、そういう仲間がいる私たちはとても恵まれている。海外にきて、より感じていることです。これからもよろしくお願いします!
- 就職活動中は思うようにいかないこともあるかもしれませんが、振り返ると、個人的には良い経験でした。悩んだ分だけ納得して仕事に取り組めるので、悔いがないよう真摯に取り組んでいただきたい。その結果、当社で一緒に働けることになればとてもうれしいです。
- 「若いうちから海外で活躍する」という目標を持った方にはぴったりの会社だと思います。入社4年目でも覚えることはまだまだたくさんありますが、それだけ成長の機会があるということだし、同時に大きなやりがいを感じることができます。スミトロニクスで、一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。
- 当社に関心を持ってくださったことに、まずお礼を言いたいです。やりたいことや大切にしている軸は人それぞれだと思いますが、私自身は「海外で働き、仕事を通じて成長したい」と考えていました。思い描いていた社会人の域にはまだ到達できていないものの、それだけチャレンジングで自分を伸ばせる環境がスミトロニクスにはあると実感しています。同じような目的・目標をお持ちなら、やりがいのある会社だと思いますよ!
- 海外に興味のある方や異文化に触れることが好きな方にとって、きっとやりがいが感じられる環境だと思います。そして、男女ともに様々なライフイベントを迎えてもそれに対応できる福利厚生も整っていますし、アットホームな雰囲気で、自分らしくのびのびと仕事ができますよ。
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