2012年夏に長女を出産、産休・育休を取得し、2013年12月に復職しました。2015年春には長男が生まれ、2回目の産休・育休を取得し、2016年12月に復職。現在は、時短勤務とフレックスタイム制度を活用して、仕事と家庭(育児)を両立しています。私が入社した当時は、育児をしながら働く女性社員はごく少数でしたが、今では各部に複数名いる程に増えました。
育児をしながら働くうえで、時短勤務とフレックスタイム制度が併用できることは、とても大きなメリットとなっています。当社の就業時間は9時半~17時45分ですが、フレックスタイム制度として11時~15時がコアタイム、8時~22時までの時間帯で柔軟に勤務することが可能です。例えば、子どもを通院させるのに、フレックスを活用して出社時間を遅らせる、もしくは早く帰ることができるので、有給休暇を消化せずに済み、とても助かっています。(子どもの急な体調不良で休むこともあるため、有給休暇は取っておきたいのです。)
もともとは、時差のある海外拠点との業務を円滑に行うために導入されたフレックスタイム制度ですが、今では育児をする女性だけではなく、多くの社員がこの制度を利用し、ライフスタイルに合わせて時間を有効活用しています。
時短勤務やフレックスタイム制度が充実していても、実際に活用するためには周囲の理解と協力が欠かせません。初めて産休・育休を取得する時、周囲に迷惑をかけてしまうのではないかと心配でしたし、復職する際も時短勤務を申請するのは心理的なハードルもありました。そんな私の背中を押してくれたのは、「待っているから戻ってきてほしい」という上司からの言葉でした。復職後も時短勤務だからと定型業務だけではなく、無理のないバランスでやりがいのある重要な仕事を任されています。モチベーションを保てるように配慮頂けるのは、とてもうれしい。
リスクマネジメント部では複数の案件を担当していますが、海外出張にも行かせてもらっています。時短勤務者で海外出張したのは私が初めてのケースでしたが、前例のないことに柔軟に対応し、社員の意欲に応えてくれる社風。それが当社の良いところだと思います。フレキシブルな働き方の中に、働く喜びを見出せるからこそ、真のワークライフバランスが実現できるのだと感じています。